水田生態系デジタル化プロジェクトの紹介記事がNature誌に掲載されました

Author

Shinichi Yamazaki

Development Researcher

2024年9月12日付で、Natureオンライン版にKOME-DOKORO COI-NEXT(研究代表:長岡技術科学大学 小笠原渉教授)の研究内容・成果を紹介する記事が掲載されました。 本プロジェクトは、新潟の豊かな資源と技術を活用して「コメどころ新潟を将来に」引き継ぎ、地域資源完全循環型バイオコミュニティを実現させることを目指しています。 本チームでは水田生態系のデジタル化を担当しており、新潟県内の農家や研究機関と協力しながら、多様な農法における水田土壌の状態(化学性、微生物叢)と作物の状態(生育、収量、品質)の網羅的なデータ収集を進めています。 構築したビッグデータによりこれまで農家の経験に基づいてきた匠の技の土づくりをマニュアル化し、学術的エビデンスに基づく持続可能な稲作の提案と普及につながることを目指しています。

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